『American Mary - アメリカン・ドクター X』
先日1月10日はカピターノことAntonio Cupo(アントニオ・クーポ)のお誕生日でした。
7日にロバート・シーハン君のお誕生日をお祝いしたばかりですが、ほんの3日違いなのよね。
10日に記事出すために準備してたんですけど、インフルエンザにやられちまいまして、数日ダウンしてたので間に合いませんでした。
なので1月10日の日付でこれ上げときます。
本当はCupoさんの新作でも記事に出来たらいいんですけどね、残念ながら日本には全然入ってこないので、ちょうど良い機会だし、
以前から書きたかった「American Mary (邦題「アメリカン・ドクターX」)について記事にしたいと思います。





・ 『American Mary』  (邦題「アメリカン・ドクター X」 2012年 カナダ)

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日本版アートワークはこんな感じ。 

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Trailer (* 四肢切断された男性が一瞬出てきますので、苦手な方は要注意)←でもフェイクだから怖くないよw







日本版Trailer










《あらすじ》

外科医の卵、メアリー・メイソンは優秀だが、高額な学費のせいで、滞納している携帯代364ドルも払えない、ド貧乏な毎日。
金を稼ぐ必要に駆られたメアリーは、ストリップクラブの面接を受けに行き、そこで急遽、オーナーのビリーからの依頼により、
5000ドルで怪しい外科手術をする羽目になる。
以降、噂を聞きつけた人体改造フェチの人々から次々と手術を頼まれる。
医学部の教授達(人間のクズ野郎ばかり)に騙されてドラッグレイプされたメアリーは、ビリーの協力を得て教授に復讐を果たし、
学校も辞め、闇の整形外科医としてアンダーグラウンドな世界で一躍有名になるが・・・




……といった感じですかね。



日本のドラマの「ドクターX」とは一切関係ないです。
かつての「バス男」⇒「電車男」と一緒で、日本のドラマ人気に乗っかろうとしただけの、全くもって安易でナンセンスな邦題。
そして、カナダのシアトルが舞台のカナダ映画なのに何故「アメリカン・メアリー」なのかはわかりません。
何かネーミングのネタみたいなものがあるのかな?






以下、ネタバレ少し含みますが、肝心の結末などはもちろん伏せておきます。


これ初めて観たのはもう2年くらい前になるのかなあ?
本来ならたぶん手を付けないジャンルの映画だと思うんだけど、何と言ってもCupoさんが出演者名の2番目に名前出てくる大きな役で、
かつ、ちゃんと日本語字幕付き、という作品は日本で今のところこれだけなので、何としても観なくては、となりまして。
復讐モノである以前に、「人体改造」っていう何だかおっかない世界を描いてるっぽい。
驚いたのは、映画で描かれてた色んな人体改造が(もはや『整形手術』と呼ぶようなレベルじゃない)、制作陣がリサーチして解った、
実際に現実に行われた手術だということ。
つまり、人体改造っていう世界がこの世に実際に存在してるんですね。
映画にも実際に手術をした人たちが登場してます。スプリットタンとかツノ埋めとかペニPとかw(←さすがに日本版はボカしてあった)
手術の場面だけじゃなく、他にも目を覆いたくなるシーンもありますけど、直接的じゃないので思ったほどじゃなかったし、
そこにメアリーとビリーの微妙なモヤモヤ感あふれる恋愛要素もほんのり絡めてあって、ワタクシ的には意外なことに
結構楽しめた内容でしたねえ。
警告出したシーンも、「どうせフェイク(作り物)だしー」って思うとね、だんだん見慣れて気持ち悪く感じなくなってくるから、
慣れって恐ろしいw



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んで、
メアリーのもとに「額にツノを埋めて、更にお互いの左腕を交換して欲しい」とトンデモな依頼をしてきた双子の姉妹が登場しますが、
この双子の姉妹(ソスカ姉妹)がこの映画の監督さんたち。
メイクの効果なのか演技なのか解らんけども、何だか目つきがアブナイというか、ちょっと普通じゃなかったっすね。

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でもビリーに会いに来たメアリーがコートの前を開けて髪の毛整えて向かうシーンとか、ちょっとした仕草だけど、
これだけで「ああ、ビリーに気があるんだ」って解るし、(そしてその直後、ビリーと店の女の子に嫉妬して大暴れするメアリーさんw)
大金手にしたメアリーが札束を仕舞うのが、よくあるジェラルミンケースとかじゃなくて、小さくて可愛い真っ赤なトランクケースだったり、
あちこちにガーリーな要素振りまいてるのはやっぱり女性監督ならではかな、と思ったり。





Cupoさんの出演シーンだけをちょろっとまとめたやつがあるので、ソチラも貼っておきます。



汚れなCupoさんが♥








映画の出来そのものは「うーん」って感じかもしれないけど、監督の描きたい世界観みたいなものはちゃんと描けてたんじゃないかな?
ラストも、あっけなさすぎてちょっと物足りなかったけど、絵的な描写としては皮肉がきいてる感じがして嫌いじゃなかったです。
美しくすらあったし。
この映画、日本での知名度はイマイチ低いですが、海外では結構コアなファンも多いみたいですし、ネトフリなんかに流れて来たら
けっこう人気出そうな気がするんだけどな。


てかさ、セクハラが問題になってる今こそ、これ観たほうがいいんでない?
女舐めてっと痛い目に遭うぞー!みたいな?w
泣き寝入りせず、クソ教授に報復するメアリーさんはスカッとします。どうせならもっとやれば良かったのにw
(スイマセン、OL時代に受けたセクハラをメアリー姐さんに代わりに復讐してもらった気分なんでw)








んで、
ストリップクラブが出てくるし、お色気シーンを期待して「観てみようかな」って人がいたら、ひとつ言っときます。



この映画、体張って頑張ってる女優陣にはほんっと悪いんだけど……







ビリーさんの方が20倍色っぽいんです、スイマセンw

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いや、マジでw
そもそもこの映画にはいわゆる「男受け」するタイプの女性は出てこないし。








あとね、この映画を観て何が良かったかって、ズバリ「音楽」!
特に下に貼った3曲はあまりにも気に入りすぎて、iTunesで探して買っちまいましたよ。
ホントはサントラあったら欲しかったけど、残念ながらなかったので。





Jakalope / No Shame



メアリーがストリップクラブの面接に行った時に店で流れてた曲で、つまりビリーさん初登場のシーン。
入口から店の奥に近づくにつれて音が臨場感増して行くのが、音好きにはたまらんかったです。



そのシーンを抽出したクリップ見つけたので貼っときます。









Kevvy / Loser



何だこれ、めちゃくちゃカッコイイ!とひと聴き惚れ。病んだBeckみたいでたまらんですわー。
「I hate myself , I love myself」を繰り返すだけなんだけど、かえって中毒に。
映画観た当時、一日20回は聴いてたかも。今でも車でよく聴きますけど、全然飽きないってか、ほんと中毒曲。


これはオーナーのビリーさんが、ステージ上で踊ってるのはベアトリスって子なのに、彼にはメアリーが踊ってるように見えてきて、
勝手に萌えはじめちゃう、っていうそんなシーン。(文章にするとずいぶん湧いちゃってるヤバイ奴みたいだなw)

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Boss & Swan / Raging Bull



これも妙に脳内ぐるぐるしちゃう中毒曲っすね。とても美しいメロディです。
ラスト近く、ビリーさんがメアリーと店のカウンターで話をするシーンの後ろで静かに流れてました。
色々あって、気分転換に車でLAまで一緒に旅をしないか、って誘うシーンなんだけど。

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この2人の「届きそうで届かない微妙な距離感」ってのがすごいモヤモヤして良かったw







主演のキャサリン・イザベルは、ホラー系の映画にちょこちょこ出てる人みたいで、そう言えば2002年のリメイク版「キャリー」にも
意地悪な女子グループの1人で出てたっけな。一人だけ可愛いかったから覚えてますわw
あとマッツ先生の「ハンニバル」シリーズにも途中から9話ほど出てるのね。知らなかったー!
「ハンニバル」、家人が続きを観たがるんだけど、観終わると嫌~な気持ちになるのでなかなか進まないw


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メアリーのヘアメイクはちょっと怖いけど、普段はとても可愛いキャサリンちゃん。
色々調べたらVicさんの出てた「Killer Hair」にも出てたのね。ゴメン、覚えてなくてw







そしてビリーを演じたCupoさんですが。

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いわゆる「汚れ役」は意外にハマってたと思うし、むしろ小綺麗にビシッと決めたビジネスマンの役より断然好みだったりする。
少女漫画的な時代モノのヒーローも正統派二枚目でハマってたけど、ここではちょっとヤバそうな小娘に惚れちゃって、
惚れた弱みであれこれ手を貸して、挙句いたぶられちゃうオッサンが妙に可愛かったっすねw
高級スーツをバシっとビシッと決めたCupoさんももちろんかっこいいんだけどね。
まあ何やっててもかっこいいんだけどねw(馬鹿)





「American Mary」は現在、動画配信サイトではどこも観られないみたいです。
エドワード・ノートンの「アメリカン・ヒストリーX」ならU-NEXTにあったけどね。紛らわしいねw
数年前Gyaoさんとこでやってたらしいんだけどなー。
ワタクシは近くのTUTAYA行ったら置いてなかったので、TUTAYAディスカスからレンタルして観ました。
で、今はAmazonからDVDを買って手元に置いてあります。
初めて部屋に遊びに来た彼氏に見られたら、引かれること間違いなし!ですw


興味のある方でTUTAYAディスカスさんと契約しておられる方は、いっぺん借りて観てみてください。
ただし、全身ボディピアス見ただけで気分悪くなるような方はやめといたほうがいいかもです。
逆に「うおおお!俺もメアリー先生にお仕置きされてえ!」みたいなドM男子には超オススメ!w








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最後になったけど、40歳のお誕生日おめでとうカピターノ♥
何とか日本にも他の作品が入って来てくれますように。Netflixへのリクエストを続行しなくては!
非公式パブリシストとして、今後も広報活動頑張りますw


 


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Tag:アントニオ・クーポ アメリカン・メアリー アメリカン・ドクターX AmericanMary

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