ロバート・シーハン出演作あれこれ:その1「Love/Hate」
前回「Misfits」というイギリスのドラマのことを書きましたが、その「Misfits」の主人公5人の中心人物ネイサンを演じている
ロバート・シーハンの映画やドラマを、観れるだけ片っ端から探して観ていた最近のワタクシであります。
以前観たやつもまた見返してみたり、「Misfits」もシーズン1と2を今度は吹き替え版で見返してみたり。
やー忙しかった。沼に落ちると忙しくなってホント困っちゃうw 
沼落ちしやすい体質だからしょーがないけどさ。


んで、今日はそんなロブちゃんことシーハン君が出演するアイルランドのドラマ「Love/Hate」について、です。

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Trailer
















以下ネタバレあり。 (たぶん他に誰も観ないと思うのでw)


Trailer観て頂ければお解りになると思いますが、シリアスなクライムドラマです。
アイルランドのダブリンが舞台で、ダブリンのギャングの抗争を軸に描いているドラマ。
「Misfits」のネイサンはあれは同じ顔の全くの別人と思うほど、この「Love/Hate」のシーハン君がどシリアスでビックリ。
いや、ネイサンとは顔も違うな。醸し出す雰囲気も全く違うし、もう目つきからして全然違う。
パラレルの世界からやってきた同じ名前の別人ロバート・シーハンですよね、って感じ。
他のシリアスな役の時ともまた全然違うし、例え似たような役だとしても作品ごとにきちんと違うキャラクターとして表現していて、
この人の演じ分け能力ハンパないなーと驚いた。
このDarren(ダレン)というキャラクターに完璧に成りきってるというか、集中力の凄さみたいなもの感じて何度も鳥肌立っちゃったです。



アイルランドと聞くと、田舎の長閑で美しい景色が浮かんだりもするし、アイルランドとギャング?って一瞬違和感ありそうですけど、
あの「ギャング・オブ・ニューヨーク」でも描かれてたように、アメリカで最も古い犯罪組織はアイルランド移民が関わってますし、
ダブリンの麻薬組織と言えば、ケイト・ブランシェット主演で映画化もされたヴェロニカ・ゲリン事件とかもありましたしね。
昔観ましたよ、ヴェロニカ・ゲリン。今ひとつ覚えてはないけど。(ダメじゃんw)


んで、ドラマは「殺るか殺られるか」な毎日で、全編通して緊張感があるので、そういうシーンが続くと、観てて非常にキツイですw
でも面白いのは、平気で人を殺すような連中なんだけど、家に帰ると子煩悩なパパだったり、普通にクリスマスを祝ったり、
「普通の人生」みたいなものもちゃんと謳歌しているということ。
主人公の一人ニッジ(下の写真左)が、「殺るか殺られるか」なハードな場面のあと、奥さんが二人目を出産するってんで、
大荷物抱えて病院に駆けつけるシーンとかすごい笑えるんですよ。
幼稚園に息子を迎えに行って、先生に「息子さん今日お漏らししちゃったのよ」とか言われてたりw
もうひとりの主人公である、シーハン君演じるダレンにしても、姉のメアリーやその家族をとても大切にしているし、
好きになった女の子にもとても紳士的に接していて、一見するとサグ(チンピラとかゴロツキみたいな意味)な人間とは思えない。
仲間の中でもダレンは良心的な人間として描かれていました。途中までは、ですけどw
タイトル通り、彼らの「愛と憎」を両面から描いてるというところが、このドラマの面白さじゃないかなと思います。
本当はこういうクライムドラマってあんまり好きじゃないんです。ハッピーエンドなんてありえないし、暴力や犯罪を容認する気もないし。
だけど今のとこ「殺るか殺られるか」なハードな世界を生きることはたぶんないので、ドラマを観ることで疑似体験出来るのは、
ある意味とても面白い。


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で、「Misfits」の記事にも書きましたが、今年のアメリカのアカデミー賞で主演女優賞にノミネートされていたルース・ネッガと
「Misfits」で共演したあと、この「Love/Hate」で恋人役としてまた共演してるんですけど、
その2人のシーンを中心に編集してあるクリップ見つけたので貼っておきます。
シーハン君、ネイサンの時と比べ物にならないくらいのイケメンなんで、ぜひ観てやってw



うー…ロブちゃんってば、何でこんなに綺麗な瞳なんでしょ。やっぱり瞳に吸い寄せられてしまうよ。


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君は本当にあのネイサンなのか? いや別人に違いない。 いやでもシーハン君なんだよね? いやだから別人なんだって。
……っと何度もセルフツッコミ入れたくなるほど、このドラマのシーハン君、かなりイケメン度高くて、セクシーです。
いやほんとスゴイわ、この演じ分け力。そんな言葉はないかもだが。







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でも、シーズン1からじっくりとお互いへの気持ちを高めていって、シーズン2の中盤でようやくダレンとロージーが結ばれて、
てんそんMax!

……になったんだけどさ。
なんだけどさ。
結ばれた途端、坂を転げ落ちるように2人の関係がダメになっていくんですよ(;ω;)
結ばれるまではじっくりと描いてくれたのに、ダメになってしまう描写はあっけなくて、そこがすごーく不満。


ただ、そのブレイクアップするシーンの2人の演技は素晴らしかったです。
ダレンは自分を守るため、ロージーに嘘をついているんだけど、ロージーはダレンの嘘(と彼のしたこと)に気付いてしまうのね。
それはもちろんロージーを守るためでもあり、二人を守るための嘘なんだけど、彼女が彼の嘘や「してしまったこと」に気付いて、
それでも彼を信じたかったのに、やっぱり嘘だったんだ、あれは彼がしたことだったんだ、と覚って目に絶望を浮かべるんですよ。
そしてそんな彼女の瞳を見て、彼女が嘘に気付いてしまったんだ、とダレン自身も覚ってしまう。
そんなシーンを、瞳だけで感情を行き来させるルース・ネッガとシーハン君がとにかく素晴らしかったです。
本当に観ていて辛いシーンだったなあ。




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にしてもルース・ネッガってほんといい女優さんだなあ。
ドラマでも全裸でベッドシーンこなしてたけど、品があるんだよね。裸でも。
今年のアカデミー賞では残念ながらオスカーは逃してしまいましたが、そのうち手にするんじゃないでしょうかね。
そう願ってます。








あと、ワタクシ的に「(ノ゚ο゚)ノ オオォォォ-!」っとなったのが、ダレンの姉メアリーを演じてる女優さん!
エイダン・ターナーが昔出演したアイルランド映画でヒロインを演じてたルース・ブラッドリーじゃん!

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エイダンは彼女の彼氏を演じてたんですよね。その映画の時より少し垢抜けて綺麗になってました。
こっちのルースさんも素晴らしかったです。







でもって「Misfits」の時と同じように、シーハン君、途中で退場してしまうので、シーズン3までしか出演してないんですよね。
なのでまたしてもシーズン4は1話だけ観てそこでリタイアしてしまったw
もうね、「殺るか殺られるか」なドラマでの退場、それが何を意味するのかお解りになると思いますけど、ほんっと悲しかったなあ。
描写も容赦なかったし。
ダレンはたくさん人を殺してしまったし、因果応報と言うか自業自得と言うか、同情の余地はないかもしれないけど、
愛するロージーに去られ、終いには唯一の家族である姉にも愛想を尽かされて絶縁されてしまって、
最後も一番信頼してたはずの仲間に裏切られてしまう、っていう、もう可哀想すぎる最期で(´;ω;`)
元々の設定でダレンの途中退場は決まっていたのか、それともシーハン君自身の都合での降板でそういう設定になったのか、
まあおそらく後者のほうでしょうけど。

でもすごいな、と思ったのが、ダレン退場までのストーリーがきちんとしてたと言うか、
降板決まった俳優の役を番組から去らせるためのストーリーが、時に辻褄合ってなくて無理があるよ、って言いたくなる場合があるけど、
そんなことは全くなくて、最後までダレずにピーンと張り詰めた緊張感を保ってて面白かったです。
いや、めちゃくちゃ悲しかったけど。

愛は憎しみに勝つものであって欲しい。
そう思ってても、やっぱり負のパワーには勝てないのかも、そんなの綺麗事でしかないのかも。そんなことを思ったり。





んで、とにかく何かリアルだなあ、と思ったら、実際にダブリンで起きた麻薬絡みの犯罪や殺人事件を調べて、
そういう実際の事件を脚本に反映させてたんだとか。
ひえー!あれもこれも本当に起きた殺しだったのねー!と思うと恐ろしい町っすねダブリンってw
そんなとこでエイダン君、よくぞまともに育ったなw
映画スター☆かロックスター☆かギャングスタになるしか選択肢ないのでは?なんて思っちゃいました。
誰もがU2になれる訳もないけどさ。







んで、アイルランド在住の日本人ブロガーさんたちが何人かこのドラマを紹介して下さっていて、それで知ったんだけど、
アイルランドではこのドラマが国民的大人気のようで、ドラマの評価も高くて、アイルランド・アカデミー賞のドラマ部門でも
毎年ノミネートされてて、女優さんや男優さん、作品賞や監督賞など、たくさん授賞してるそうなんです。
シーハン君も2013年度のアイルランド・アカデミー賞で、この「Love/Hate」のダレン役で最優秀主演男優賞を授賞してました!





アメリカのHuluではこの「Love/Hate」が配信されたそうなんだけど、日本のHuluのラインナップにはないのよね(;ω;)
何とかして日本語字幕付きで観たいけどなあ。また最後悲しいの観るのも辛いけどさ。




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でもってシーハン君の出演作あれこれその2をまたいつか書きたいと思います。
需要ないだろうけどw、まあこれも備忘録のつもりなので。


とりあえず「Love/Hate」のDVDは日本のAmazonでは手に入らないようなので、英国あたりのAmazonにでも探しに行ってみようかな。



てか、いい加減、日本未公開作ばかりの人の沼に落ちるのはもう終わりにしたいw
英語そんなに得意じゃないのに、英字幕との戦い続きなのも辛いですよほんと。
何の字幕もないイタリア語のドラマに比べたら天国だけどさw
でもきっとまたそんな人の沼に落ちてしまうんだろうなあ。
あー(´Д`)……







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Tag:ロバート・シーハン

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